おはようございます
ヒロです。
いつのまにか
世間では夏休みに入って
いたんですね。
どおりで平日なのに
子供たちが多いわけです。
すいてるはずの
僕のスタバが子供たちに
占拠されています^^;
もう7月も終わりですからね。
今日は
ノーといえない人の
原因と対処法
についてお話します。
日本人は
相手の感情を害さないように
教育されますから、
ノーと言えない
という人は多いですね。
僕自身は比較的
”ノー”を言える方ですが、
相手と状況によっては
「言いにくい」と感じる
こともあります。
こんなご相談を受けました。
インターネット通話専門で
セッションをやっている
セラピストさんです。
とても人柄の良い
クライアントさんと
仲良くなってきて、
そのクライアントさんが
住んでいる場所を聞いて
くるのだそうです。
細かい町名まで
知りたがるので困っていると。
仲良くなっているので
”ノー”と言いにくく
なっています。
ご相談者さんは
セラピストをしている
くらいなので、
とても優しい方です。
そして、
プライベートでも仲良くなると、
相手の要求を
拒否することが難しく
なるのだそうです。
この辺りに
何かありそうですね。
本来、
人は他人のリクエストに
応えられないと罪悪感が
でますよね。
相手を失望させた自分が
なんとなく価値がないように
思えちゃったりするものです。
もう少し、
奥にある思いを聞いてみました。
やっぱり
クライアントさんから
好かれていたい……
嫌われるのは嫌だなぁ……
引き続き
セラピストとして評価され、
ずっと選んでいてほしい……
お客さんとして
離れてほしくない、
見捨てられたくない……
そんな思いがあったようです。
こういう感情が
多かれ少なかれ出てくるのは
人として仕方がないこと
だと思います。
でも感情に
振り回されていると、
本当に得たいものが
得られませんね。
感情を超えて
得たいものを手にするには、
自分の基準を決めておくことです。
そして
その基準に理由を付けて
おくことも大切です。
例えば
このセラピストさんは、
どうして住所を教えることに
抵抗があるのかと言うと、
多少の危険を感じる
というのもあるそうですが、
クライアントさんの
苦しみを解消するだけでなく、
その先で
クライアントさんが自らの足で
自分の人生を歩いて欲しい、
そう願っているからです。
そのためには
お互いが自立した関係を
築いておく必要がある。
ですので、
セッションの内容に
必要のない個人的な情報は出さない、
と決めました。
このセラピストさんは
いつの間にかセッションをする目的が、
クライアントさんに好かれて
成功することになっていた
ことに気づきました。
そして本来は
クライアントさんを自立させる
という目的のために
セッションをするということを
思い出しました。
基準がズレていたことに
気付いたんですね。
人は基準がズレたり、
ハッキリしていないと
迷うものです。
もし嫌なことでも
ノーと言えなかったり、
やたら迷うという時は、
自分の基準は何だろう、
と問いかけてみてください。