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今日は罪悪感について
お話します。
罪悪感というと、
自分を責める嫌な感情ですね。
罪悪感は持っていたくない。
なるべく早く手放したい。
罪悪感を感じないような
強くてハッピーな人になりたい。
そんな風に感じる
かもしれませんね。
ちょっと話は変わりますが、
2週間ほど前の話です。
自動車レースの事故で
一人の若いレーサーが
亡くなりました。
その事故の翌日にも、
ひとつ上のカテゴリーの
レースが行われました。
そのレースには
亡くなったレーサーの友人が
数名参加していました。
その中の一人は若い頃に、
亡くなったレーサーと
一緒に暮らしていたくらい
近い存在でした。
レースが終了したあとに、
こんな事を言っていました。
「レース中は
亡くなった友人のことは
全く考えずにレースに
集中していた。」
とてもプロフェッショナル
な向き合い方で、
ある意味亡くなった友人への
追悼にもなったことでしょう。
それと同時にこんな事も
言っていました。
「レースに集中して、
友人の死を忘れていた自分に
罪悪感も感じる」
と。
これを聞いた時、
僕はとても人間的だと思いました。
罪悪感や
恐怖心に飲み込まれて、
レースに集中出来なかった
レーサーもいました。
そんな中で
きちんとレースに集中して、
その上で亡き友の死に
心を痛める。
ある意味
完璧なあり方なのかもしれません。
それでも、
もうレースをすることも、
上を目指して頑張ることも出来ない
友のことを考えたときに、
完璧な自分が許せない、
という思いがあったのかも
しれません。
人間は元々
矛盾した生き物です。
どう割り切ろうとしても、
割り切れない思いは必ず
残るものです。
だからと
いって諦めることなく、
その矛盾を理解しよう
とする姿勢こそが、
人間をより人間
たらしめるのでしょう。
罪悪感があることで、
自分がダメだとか、
劣った人間だと感じているとしたら、
それは正しいでしょうか。
より慈しみのある
深い人間だからこそ、
罪悪感を感じている
のかもしれません。
罪悪感を手がかりに、
どのような人間になるのか
知っていくことも可能です。
そして、
どのような人間になるのかは
個々人の手に委ねられています。
世界が完全だとしたら、
罪悪感は人間に何を
求めていると思いますか?