こんにちはヒロです。

 

 

前回の記事では「変化できない人の特徴」
についてお話しました。

 

 

その特徴とは

 

「『過去の囚われ』に縛られて、
 『理想の未』」を具体的にイメージできない」

 

ということでした。

 

 

まだ前回の記事をお読みになっていない方は
ごちらからお読み下さい。

https://hiropist.minibird.jp/hp/2020/07/27/7540/

 

 

この記事を読んで、

 

「過去のことは一旦忘れて、
 新しいことに取り組みます!」

 

という心強い意思の表明や

 

「恐れずに自分を追い込んでみます!」

 

というちょっと肩に力の入った決意を
示してくださった方もいらっしゃいました。

 

 

この記事を読んでいただいた中で、
同じような思いを持たれた方も
いらっしゃると思います。

 

 

そこで今回はせっかく

「過去の囚われ」から脱して、
「理想の未来」へ向かおう

 

と決意していただいた方のために、
その方法をお伝えします。

 

 

人間は誰でも過去に何かしらの
「嫌だ」というネガティブな感情が付いた
出来事があるものです。

 

 

その時の感情が大きすぎると、

「もう二度と同じ思いなんてしたくない!」とか

「早く忘れてしまおう。
 すべて無かったことにして前を向こう!」

と決めてしまう場合もあります。

 

 

このような
ネガティブな感情を強く感じると、

原因となった出来事を無理に忘れようとしたり、
目を逸らそうとするのは自然なことです。

 

 

なぜなら、
だれもが自分を守りたいですからね。

 

 

しかし、「自分を守ろう」という
意識が強くなりすぎると、

「自分を脅かす存在」を常に意識している
必要があります。

 

 

そして、
「自分を脅かす存在」を自ら作り出して、
「過去に囚われ続ける」ことになってしまいます。

 

 

するとそれまでより
「過去の囚われ」から逃げ出そうとして、
無理に「理想の未来」を見ようとしますが、

それはうまくいかないというのは
前回お話したとおりです。

 

 

これはどういう状態かというと、
前へ前へと気が急いてしまい空回り
している状態です。

 

 

足を前へ出そうとすればするほど、
足が全然前へ出てくれなくて、
転びそうになってしまう。

 

 

頑張ったほどの推進力が得られず、
ただただ疲れてしまいますよね。

 

 

真面目で責任感が強い人ほど、
こんな経験をしているはずです。

 

 

では前へ進むにはどうしたら
良いのでしょう?

 

 

それは案外簡単です。

 

 

「後ろに向かって思い切り蹴り出せ!」

 

ば良いのです。

 

 

ちょっと試して見て下さい。

 

 

文章で説明するのは難しいので
伝わるか心配ですが、

なるべく丁寧に説明しますね。

 

 

あなたが誰かと向き合って
立っているとします。

 

 

お互い片手を相手の方へ出して、
互いの手のひらを合わせます。

 

 

そして、
倒れない程度に軽く押し合いながら
バランスを取った状態で立ちます。

 

 

その均衡を保ったまま
あなたが後ろを売り向くと……。

 

 

思わず前へ出てしまって、
相手をグイッと押してしまうはずです。

 

 

これはどういうことかというと、

前へ進むためには
一旦後ろを見る必要がある、

ということです。

 

 

足を前へ出そう出そうとすると、
その思いと足が空回りしてしまいます。

 

 

ところが、
足を後ろに強く蹴り出せば、
身体は前へと勝手に進んでいきます。

 

 

前へ進もうと思うなら、
後ろを強く意識する必要があるのです。

 

 

つまり、
「理想の未来」へ進むためには、

「過去の囚われ」をしっかりと「見る」必要が
あるということです。

 

 

ここでいう「見る」とは

「過去の囚われ」の原因となっている出来事を
「理解する」ことです。

 

 

よく見て、
その出来事の本質は何だったのか理解する。

 

 

すると、
「過去の囚われ」だった出来事は、
あなたを前進させる強力な推進力に
変化するというわけです。

 

 

「過去の囚われ」から目を逸らすなんて
もったいないですよね。

 

 

「過去の囚われ」をしっかりと見て、
「理解する」ことが

あなたが「使命・人生の目的」を生きる強力な
推進力となります。

 

 

想像してみて下さい。

 

 

過去にあった出来事を許せて、

人生に起きてくる全ての出来事が
意味のあることだと感じている
あなた自身の人生を。

 

 

あなたは、
「過去の囚われ」から目をそらして、

ひたすら真面目に頑張り続けて、
空回りの人生を歩みますか?

 

 

それとも、「過去の囚われ」を
より高く遠くへ飛ぶための強烈な推進力として

「理想の未来」を実現する人生に
したいでしょうか?

 

「過去の囚われ」を見るのは、
少し勇気がいるかも知れませんが、

決して恐怖を押し殺して、
自分を追い込むものではありません。

 

 

やり方が分からない中、
自分ひとりで頑張ろうとするから、

余計にそのように過酷に思えるのかも
しれませんね。

 

 

「過去の囚われ」から脱して、
「理想の未来」を生きたいと思う方は
一度ご相談下さい。