こんにちはヒロです。
日々いただくご相談の中で、
「どうせ私なんて」という思い込みを
抱えている方がかなりいらっしゃいます。
「どうせ私なんて」の先に
どんな言葉が続くのか興味を抱きました。
続く言葉として多かったのが、
どうせ私なんて「選ばれない」です。
過去の人間関係、特に恋愛経験が
その背景にあることが多いようです。
そこで、
今日は「恋愛の根本的な勘違い」
についてお話します。
あなたは「恋愛」と聞いて
何を思い浮かべますか？
甘い感覚でしょうか。
それとも胸がキュッと
締め付けられるような思いでしょうか。
もしかすると
完全なる安心感に包まれていた頃のことを
思い出しているかもしれませんね。
人それぞれ色々な思いがあるかと思います。
しかし残念ながら、
「恋愛」と聞いて違和感を感じなかったとしたら、
あなたは「恋愛」という間違った
言葉の使い方に惑わされてしまっている
かもしれません。
「恋愛」という言葉は
使い方がおかしい言葉です。
このおかしさに気付かずに
当たり前だと思ってしまっていることが
人生に多くの問題を創り出しています。
それは何かというと、
「恋」と「愛」はまったくの別ものなのですが、
「恋愛」という一つの言葉にしていることで、
「恋愛」とう本当はあり得ない幻想を
持ってしまうということです。
本来「恋」とはまだ未熟な感情です。
自分の心の高鳴りを中心にして
相手に受け止めてほしいという、
自己中心的なもの。
一方「愛」の方は……。
これは語るまでもありませんね。
自己啓発、スピリチュアル村の人は
「愛」を語るのが大好きですから、
解説するのは野暮というもの。
きっと僕より詳しい方が多いでしょう。
「恋愛」という言葉は、
このように相反する概念を
無理やり一つにしているのですから、
そもそも混乱している概念なのです。
そして、
そんな混乱から逃れたくなると、
「なにかが足りない」「もっと欲しい」
「満たされない」という感情が強くなります。
さらに、
そこに足りないものを足していくことで、
どんどん濁っていきます。
始まりは美しく純粋だった「恋」も
「愛」と混ぜられることで濁り始めます。
純粋な赤に青を加えると紫になります。
でも紫は赤じゃないから満足できずに、
黄色を加えてみます。
するとどんどん純粋さとは
程遠い色になっていきます。
こんなはずじゃなかった。
「私はもっと純粋で満たされるはず！」
と考えて「この色を入れてみよう！」
と別の色をどんどん投入していくと……。
そして、
そこには見るも無残な濁りきった色が
残るというわけです。
さらに、そんな姿に絶望する……。
絶望するだけなら良いのですが、
それがなかったかのごとく
コンクリートで埋めてしまう場合
すらあります。
こうなると、
自分と似た者は欺けますが、
選んで欲しい視点の高い人は
コンクリートに埋められた
濁りきった色を簡単に見抜きます。
結果として、
濁った色ばかり周りに集めて、
本当に欲しい色からは選ばれない。
そんな濁った自分を
さらにコンクリートで埋めて
「愛」という記号をつけて誤魔化す。
こうして
自分が絶望していることすら気付かいない
最も絶望的な人が出来上がっていきます。
結論、「恋」と「愛」は混ぜる！危険！
もし「恋」と「愛」を混ぜてしまっていたら、
きちんと分けましょう。
「恋」とは何か、「愛」とは何か、
をしっかりと定義しつつ分けることで、
あなたは混乱から抜け出し、
「選ばれる人」になっていくことも
出来るでしょう。
そして、お知らせが2つあります。
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